千田祭・千田祭実行委員会とは?
千田祭とは
「千田祭(せんださい)」は、広島大学東千田キャンパスで開催される大学祭です。
最大の特徴は、地域とのつながりを大切にしていること。
大学のためだけではなく、地域の皆さまに親しまれ、共に楽しむことのできるお祭りを目指しています。
近年、地域のつながりが希薄になりつつある社会の中で、世代や立場を超えて交流できる場を生み出したい。その思いが「千田祭」の原動力となっています。
千田祭の歴史
千田祭は、2024年に初めて開催されました。
これは「広島大学75+75周年記念事業」(大学の前身となる学校の設立から広島大学創立までの75年と、広島大学設立からの75年を祝う記念事業)の一環として企画されたものです。
記念事業の中で「地域と大学の新たなつながりを築く催し」として生まれた千田祭は、地元住民の方々や近隣のお店にも支えられ、第1回から多くの参加者にお越しいただきました。
その成功をきっかけに、千田祭は「記念イベントの一度限りの祭」ではなく、「地域に根ざし、次世代へと受け継がれるお祭り」として継続していくことが決まりました。
東千田キャンパスと地域との関わり
広島大学法学部は、2023年に28年ぶりに広島市中心部・東千田へ都心回帰しました。
学生数は約750名と東広島キャンパスに比べると小規模ですが、街中にあるからこその強みもあります。
地域住民の方が学食を利用されたり、隣接する東千田公園で時間を過ごされたりと、日常の中で自然に大学と地域が交わっています。
この環境を活かし、大学と地域がより深く結びつけるように——その願いを込めて誕生したのが千田祭です。
普段の活動 ― 「東千田いきいきネットワーク」
千田祭実行委員会は、大学祭を運営するだけでなく、普段は「東千田いきいきネットワーク」という地域連携サークルとしても活動しています。
主な取り組み
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千田ふれあいとんど(地域の伝統行事)でのお手伝い
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鷹マルシェ in 鷹野橋商店街でのボランティア参加
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近隣のお店を取材し、Instagramで魅力を紹介
これらを通じて、地域社会の一員としてイベントに関わり、大学と街とをつなぐ架け橋となることを目指しています。
千田祭実行委員会の思い
千田祭は、「学生のためのお祭り」であると同時に「地域とともに育てていくお祭り」です。
記念事業から生まれた新しい大学祭を、これからは地域に愛され、毎年楽しみにされる存在へと育てていきたいと考えています。
地域住民の方々、近隣のお店、そして大学生が一緒になってつくり上げる千田祭。
これからも「東千田キャンパスを地域の憩いの場に」という願いを込めて、活動を続けてまいります。
どうぞ千田祭を、そして私たち千田祭実行委員会をよろしくお願いいたします。


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